小学校での「みやもっち体育」

 今日のお仕事場は、仁淀川町のある小学校。ふと窓の外を見ると、みやもっち先生がやってくるではありませんか。
 月曜日に、保育所で初めて宮本先生に出会い、あっという間に「みやもっち体育」の大ファンになったので、嬉しいびっくりでした。
 聞いてみると、今日は1・2年生とはジャングルジム遊び(鉄棒運動の前段階)、3・4年生とは逆上がりの授業をされるとか。
 ということで、まるまる2時間、参観させていただきました。

まずは1・2年生のジャングルジム遊び。ただ登るのではなく、
「握る」「握り直し」をしっかり教え、「こんなのできるかな?」といろいろなポーズに挑戦。初めは、ちょっぴりこわがっていた子どもたちも、みるみる恐怖心が吹っ飛んでいきます。

  そうして、膝や腕、足の関節などを曲げて、しっかり体を固定できるように見せ、「これは、かぎ。かぎで体を落ちないようにするんだよ。」と実演します。
 すると、みーんな、こんな風にしっかり体を固定して、かっこいいポーズができました。こういう遊びを十分することで、鉄棒の学習に無理なく進んでいけるのですね。


  お次は3・4年生の逆上がりの授業です。授業の前から、何人かの子どもたちが「逆上がり、できません。」「むり!」とつぶやいています。分かる分かる、その気持ち。何を隠そう、私も逆上がり1回もできたことないのです。
 みやもっち先生のことだから、最初から逆上がりはやらないだろうなあ、と思っていたら、案の定、ぶら下がる、ところから始まりました。
苦手な子どもも「これは無理。」とは思わないぐらい、スモールステップなので、みんな、尻込みすることなく、取り組んでいきます。

 こんな風にのけぞること、背中に力を入れること、これをしっかり
やることで、自然に足が上がるようになっていきます。

 これは渡り廊下にあった桟板を斜めに持って補助しているところ。

 このように体がまっすぐになったら、もう後は簡単です。

 たった1時間の授業で、苦手意識がいっぱいで、最初は顔が曇っていた子どもたちがみんな、にこにこ笑顔に変わりました。
 本当に晴れ晴れとした素敵な笑顔。見ている私も、本当に嬉しかったです。

 ジャングルジム遊びや逆上がりの運動構造をきちんと分析し、そして子どものつまずきの原因を一目で把握できるからこそ、こんな楽しい授業になるのでしょうね。

 見れば見るほど「みやもっち体育」はすごい!
 何より、どんな子どもでも楽しんで取り組め、自分のできたことを確認できる所が本当に素晴らしいと思いました。

 え?みやもっち先生に宣伝料でももらっているんじゃないの?
 と思う方は、ぜひぜひ、みやもっち先生に来ていただいて、授業を見せてもらって下さいね。


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