投稿

7月, 2019の投稿を表示しています

アーリーバードプラスプログラムに参加されている保護者様からのお便り

イメージ
前回のブログでは、アーリーバードプラスプログラム1学期コースの進捗状況を紹介しました。  今はまだプログラムの途中ですが、参加されている保護者様から嬉しいお便りをいただきました。「自閉症のお子さんをおもちのたくさんのお父さん、お母さん方のお役に少しでもなれば」と了解を得られましたので、ここに紹介させていただきます。 ここまで本当に … 特に入学してからが大変でした。藁をもつかむ思いで必死に色々調べて、そして今やっとこのアーリーバードプラスプログラムに参加できています。このプログラムの参加は自分にとってとても大事なことだと思っています。 ペアレント・トレーニングも学びましたが、娘にはなかなか通用せず、医師にも、「ペアレント・トレーニングを素直に学習しただけでは娘には通用しない。この子にあったプログラムでこの子用に応用をきかさないと。」と言われ … 本当に頭の中が?でいっぱいの時にやっと出会ったのがアーリーバードでした。 この苦しかった時や模索してきた段階があるからこそ、毎週土曜に行われるこのトレーニングに必死になれるし、何より学校と連携できた事がかなり大きく影響しています。夫婦、学校、子供が関わることの多い機関や大人が連携してこそのプログラムだと痛感しました。 このプログラムは「できたら専門家も一緒に参加するのが望ましい」というものですが、先生を参加させてもらうというのは、日本の制度的にもなかなか難しく、悩み悩んだ挙げ句、腹をくくりダメもとで校長先生宛に手紙を書きました。最初は「参加は難しい、説明会ならば」とのお返事でした。それでも、説明会を聞いていただけるだけでもとの思いからお願いしたところ、コーディネーターの先生の参加、それから担任の先生や養護教諭の先生まで交代で参加していただき、本当に本当に恵まれたとしか言いようがありません。 ずっと一人で抱え込み悩み闘ってきて、もう娘と二人で死のうかと思ったことも多々ありました。主人が参加することも多いに意味をなしてます。 うちの子はそれぞれのシチュエーションで顔が変わります。なので、本当に理解ができない行動も有り、家以外で問題行動を起こした際に、「家でも言ってください。」とよく言われました。でも、現場を見てない家では何を言っても娘には伝わらず、その内娘には娘の言い分があ

アーリーバードプラス1学期コース 順調です

イメージ
梅雨に入りましたね。アーリーバードプラスプログラムも順調に進んでいます。 今日は、その進み具合を紹介します。 【アーリーバードプラス1学期コースの様子】 【参加者】  ・参加ご家庭(最大6家庭まで):6家庭 ・1家庭(2名まで):1~2名。ご夫婦揃っての参加の日もあればどちらかお1人の時も。   また、お父さんが参加できない時におばさんが参加、というご家族もおいでました。   どのご家族も、お父さんがかかわってくれるようになったことが、子育てにとってと   てもよかった、とおっしゃっています。 ・専門家(参加が可能であれば):6家庭中5家庭専門家がかかわって下さっています。   ただ毎回参加は難しく、欠席される場合もあります。   ある小学校は、コーディネーターの先生、担任、養護教諭と交代しながら参加されて   います。 【進捗状況】 今は、8セッションのうち6セッションまで終了。 家庭訪問も2回(全2回)行いました。 毎回、テキスト(4,000円)、パワポ、動画(イギリスでの実際のトレーニングの様子や 参加者の感想等)を使って学習しています。動画は、やはり“一目瞭然”!とても参考に なっています。 ☆仲間~大きな安心感 保護者のみなさんが声をそろえておっしゃっているのが、「全員、自閉症の子どもをもつ親、なので1回目から仲間がいる!という大きな安心感をもてた。」ということです。お子さんの年齢は4歳~9歳、と幅広いですが、毎回違うご家庭とグループを組んで学習して いくので、そこでの交流も大きな刺激や参考になっているそうです。 ☆いろいろ工夫した視覚支援が! セッション4では構造化(わかりやすくする)の学習をしました。(ちなみに、セッション1の時に「構造化」という言葉を知っているかみなさんにお聞きしたところ、ご存じの保護者は0でした。) ここでの学習をもとに、みなさんどんどん視覚支援を工夫され、「これはうまくいった」「これはイマイチ」と紹介して下さっています。毎週土曜日にトレーニングを行っているので、限られた時間しかないと思いますが、それぞれのご家庭の取り組みに、思わずみなさんから拍手が沸き起こり、あたたかく楽しい時間になっています。 ☆行動