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須崎市でペアレント・トレーニング始まりました。

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親子のいいコミュニケーションが図れるようになるために 11月14日から、須崎福祉保健所主催のペアレント・トレーニングが始まり、リーダー役を務めさせてもらっています。  会場は「くろしお病院」。ここのSTさん(言語聴覚士)たちは、TOMOはうす主催の講座によく参加して下さる頼もしい仲間です。昨日は、ここに実習に来ている研修生と一緒に、忙しい業務の合間を縫って、トレーニングの準備を手伝っていただきました。 (ありがたい、ありがたい!)  さて、今回の参加者のお母さん方は全部で9名。最初は「どんなことをするがやろう、とドキドキしながら来ました。」とおっしゃる方もいて、みなさん、緊張気味。  私も何回やっても、毎回1回目は「どんな出会いがあるかなあ。」とワクワクドキドキです。  自己紹介の「10日間自由にできるお金と時間があったら何をしたい?」というテーマについては、ほとんどのみなさんが「旅行に行きたい!」とのことで(私も一緒)、みんな深く頷き、だんだん気持ちもほぐれてきたところで、1回目のテーマ「行動を3つにわける」を始めました。  「遠くでほめる、近くでほめる」を2人組でロールプレイしてもらったところ、「子ども役をやったら、遠くでほめられるのと近くでほめられるのとでは、全然違うことが分かった。こんなに近くでほめてないです。」と口々にみなさんが感想を語ってくれました。  そうなんです!お子さんとの距離って、こんなにも受ける印象が違うのです。「遠くでほめられてもピンとこないけど、近くだとものすごく嬉しい。」こういうことを実感しながら、1回目は終わりました。  中に「ロールプレイをするのが精いっぱいで、どう感じたかまではわかりませんでした。」というお母さんがおいでました。こんな風に正直に感想を出して下さるので、他のみなさんも「なんでも言っていいんだな。」と安心できたのではないでしょうか。  残り30分でお茶タイムをしながら、1回目の感想やら質問やら出していただきましたが、みなさんから率直なお話が伺えて、2週間後に会うのがますます楽しみになってきました。     今回もいい出会いに感謝、感謝です!  

イギリスでの研修②「アーリーバードプラス」プログラム

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アーリーバードセンター 私たちの机の上の癒しグッズ 私たちの机の上には、上の写真のような癒しグッズが置かれてありました。 イギリス人、デンマーク人、そして私たち日本人という参加者でしたが、みなさん、自由にこの癒しグッズに触れながら、「アーリーバードプラス」プログラムのライセンスを取るための3日間の研修が始まりました。 ☆勉強が分からない子どもの気持ち、ようく分かりました、痛いほど! 研修は、案の定、英語が全く聞き取れず、勉強がわからないまま机に座っている子どもの気持ちがようく分かりました。テンション、めっちゃ下がりますよ! そしてそして、勉強の内容が分からないと、気が散る!気が散る!注意散漫になるとはこういうことか、も実感。 「アーリーバードプラス」プログラムのライセンスを取得した日本での第1号は、東京まめの木クリニックです。私たちはそれに続く第2号を目指していたので、事前にまめの木クリニックからテキストの日本語訳をいただいていました。(イギリス自閉症協会のOKを得て)そのおかげで何とか大体の内容は理解できましたが、他の参加者のみなさんや講師の方々の体験談などはさっぱり分からず、みなさん爆笑の時も私たち日本人のテーブルだけついていけず「しーん…」 コミュニケーションがうまく図れないというのは、本当に寂しく 辛いものです。  「自閉症の人たちの世界を理解するために、全く言葉が通じない外国に行った、と想像してみて下さい。」とよく言われますが、まさしくこういうことか、とつくづく思いました。そして決心しました!体験者は語るーこれからみなさんに機会あるごとに、これだけは熱く語ろうっと!    ☆話し言葉だけで伝えようとしないで下さい。そこに文字が書かれてあるだけで    理解度がアップします。   ☆相手に伝える言葉は、なるべく短く。一時に一事です。   ☆文字のほかに視覚支援(実物、写真、記号等)があると、さらに理解度はアップ    します。   ☆ 「アーリーバードプラス」プログラムとは…  このプログラムは、自閉症のお子さんをもつ保護者とそのお子さんに関わる支援者が3人でチームを組み、お子さんによりよい支援ができるようになるためのプログラムです。 自閉症に特化した内容ですが、保護者のみなさん