健康カフェ とりごえ


先日、もみの木病院の職員さんの案内で、高知市鳥越にある「健康カフェとりごえ」にお邪魔させていただきました。ここは医療法人恕泉会内田脳神経外科が作った建物で、2階には通所介護施設「あゆみ道場」が開設されています。
 木の力で自然治癒力を高める、という目的もあって県産材としっくいがたっぷり使われているこの建物は遠くからでも人目をひく、ほっとするような外観です。
玄関を入ってすぐの所にあるこのボルダリングに、心を一気にわしづかみにされてしまいました。「やってみたい!楽しそう!」子どもたちが嬉々として登っている姿が目に見えるようです。笑い声まで聞こえてきそう。
 ここは、誰が来てもOKな場所、デイサービスが終わった後は様々なマシンを誰でも使うことができるそうです。

【レッドコード:リハビリ先進国ノルウェー生まれの器具。医療、予防、スポーツ、パフォーマンス向上など様々な分野で活用されています】

各種教室・行事も盛りだくさんで、子ども食堂も月2回開かれています。
【各種教室・行事のメニュー:バラエティに富んだ内容、そしてどなたでも参加OKにびっくり。】

【1階奥にあるキッチンー料理教室も開かれています】

【各教室で作られた作品の展示ーここに座っているだけで、いい≪気≫をいただけそうです】
ふと、20年近く前にスウェーデンのストックホルムで、認知症の方たちがお住まいになっている集合住宅を見学させてもらったことを思い出しました。
 入居費無料というのにもびっくりしましたが、1階には素敵なレストラン(おいしくて地域の方々にも大人気)がありその隣では手芸教室、料理教室も開かれていて、入居者も地域の方も誰でも利用できるようになっているのに感激したことでした。
 
 この「健康カフェとりごえ」も、小さいお子さんから家庭に居場所を見つけづらい若者たち、そして年配の方々まで誰もが気軽に集まって来られる、 “施設とその周りの地域”といった垣根がないあったかくて素敵な「地域のコミュニティ」の場になっていました。

 『子どもの脳を傷つける親たち(NHK出版新書』の著者友田明美さんは、「マルトリートメント(不適切な養育)をする親たちも同じような境遇で育ってきている。これからは、共同子育て=とも育児を行っていこう。共同養育者が多いほど、子どもの脳の実行機能や情動に関わるネットワークが発達する可能性がある。」とLD学会でもおっしゃっていました。

 「健康カフェとりごえ」を見学させていただいて、私たちTOMOはうすも、発達障がいのお子さんたちを支援する「コミュニティ」の輪を広げていきたい、という思いを強くした春の一日でした。




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