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MIM教材の出前研修いたします!

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【MIM教材】
MIM教材は全てこのパッケージの中に入っています。パッケージ、というだけあって
①指導方法 ②指導内容(教材) ③評価  この3つ全てが入っている優れものです。
付属のCDには、たくさんの資料(プリント、カード、ルール説明、データ入力等)がコンパクトにまとまっています。
 お値段も約2万円と手ごろなので、年度途中でも学校の予算をやりくりして購入、というところもあれば、どこの学校に転勤しても使いたいので自分で買う、という先生もおいでます。

 ただ難点なのは、このたくさんの資料を限られた時間の中でどう使うか、です。結局、買ったものの使われずじまいで学校のどこかに眠っている、という話もよく伺います。
そこで、「MIMの研修をお願いしたい」という依頼を受けると、以下の3点セットで説明と模擬授業をして参加者のみなさんにMIM体験をしてもらっています。

  【MIMの研修】約1.5時間~2時間
①MIM教材の概要説明
②長者小学校での具体的取組み
全校で取り組んで今年で5年目ですが、その中でも学力に困難さを抱えていた児童3名
 に焦点をあてて、彼らの学力や学習に対する意欲、自信がどう伸びていったか、また隙
 間時間を使ってどのように活用していったか等を紹介します。
③MIM教材導入第1時間目の模擬授業
 参加者のみなさんに1年生になってもらって、1時間目の授業を行います。実際の授
 業の進め方に加えてこのパッケージに入っている教材の紹介も行います。
 授業のしめくくりは、言葉に関するゲームの数々。とーっても楽しいですが、その中身
 は「音韻操作」だったり「語彙を増やす」ことだったり、奥が深い!大盛り上がりで研
 修は終了です。

【おまけ】
ここまで読んで下さった方にプレゼント!長者小学校で取り組んで見えてきた課題とそれを補う方法を紹介しますね。それは「教材の見える化」です。CDにあまりにコンパクトにまとまっているため、結局中身を見ることなく(いちいちフォルダをクリックして内容を確認するのは時間がかかります)そのまま封印、というケースが多いようです。

私は、職員みんながよく使う印刷室の本棚の1段だけもらって、ここに教材を見える化しました。また誰でも使えるように「MIM教材ハンドブック」を作り、全員に配布、そしてこの本棚に置きました。

 このMIM教材は、隙間時間(1回10~15…

ティーチャーズ・トレーニング1学期コースみなさんの修了式①

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ティーチャーズ・トレーニング1学期コースのみなさんの修了式が、10月27日に行われました。1回目がスタートしたのが5月でしたから約半年をかけて全6回を11名の仲間と一緒に学んできました。
 最後の宿題は「いろいろな指示の出し方」でした。
トレーニングで練習するロールプレイは基本形なのでシンプル。でも実際の現場では基本形通りの場面というのはあまりありませんよね。でも参加者のみなさんは、「この指示がだめだったら、次はこの方法で…」と、これまで学んだことを総動員して子どもたちに向き合っていました。

 ①予告する ②選択させる ③子どもたち同士の力の協力を得る 
 ④「~したら~できる」という取り決め  などなど

 その臨機応変な対応ぶりに、みんな驚くやら感動するやら。トレーニングを担当している私たちも学ぶことがいっぱい。
 まさしく「教えてほめる!」がみなさん自然にふるまいながらできるようになっています。こんな楽しくて素敵な仲間とのお別れがちょっぴり寂しくなった修了式でした。
【トレーニング実施前と実施後の困り感】 実施前6.2  → 実施後3.4
参加者のみなさんの困り感も随分減り、私たちもとっても嬉しいです。
次回ブログでは、みなさんの終了後アンケートを紹介しますね。

日本ペアレント・トレーニング研究会大会で実践報告

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9月15日~16日、国立障害者リハビリテーションセンター―学院で開催された「日本ペアレント・トレーニング研究会大会」で実践発表をしてきました。

私の発表(2日目)は、以下の内容です。
①2012年から、いの町(ふくし保健課主催)、仁淀川町(教育委員会主催)、須崎(須崎
 福祉保健所主催)、そして高知市(TOMOはうす主催)でペアレント・トレーニングを
 行ってきたこと
②2017年度から、高知市(TOMOはうす主催)、仁淀川町(教育委員会主催)、そして
 2019年度からは高知市内の病院職員さん向け(内田グループリハビリテーション部主
 催)にティーチャーズ・トレーニングを行っていること
③ペアトレ、ティートレのそれぞれの成果と課題

 まさか、こんな大会で実践発表するなんて考えてもみなかったので、参加者の詳しいデータや評価アンケートの内容等細かい資料が十分には整っていないざっくりした発表となってしまいました。(お恥ずかしい!)もちろん、参加者のみなさんの子育てに対する困り感が激減したことは事実なのでそれは伝えましたよ!

 1日目の厚労省鈴木久也先生から、子育てが難しくなっている、ということを様々な資料をもとに伺いました。
☆核家族世帯の増加→子育ての文化がとぎれてしまった
☆共働き世帯や一人親世帯の増加
☆虐待を受けた児童数の激増
→親支援は国の緊急課題

そこで全国では様々な方を対象としたペアレント・トレーニングが行われていることもうかがいました。
・虐待をしてしまった保護者対象
・里親さん対象
・発達障害のある保護者対象  などなど


仁淀川町でも「アーリーバードプラス」プログラムが始まりました

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10月3日から仁淀川町でも、教育委員会主催で「アーリーバードプラス」プログラムが始まりました。
 自治体が主体となってこのプログラムを開催する、というのは全国でも初めてのことです。私の大好きな第二の故郷、仁淀川町で開催されることになったことがとっても嬉しくて、一緒にプログラムを行うメンバー(このプログラムのライセンスを持っている仲間3人)に仁淀川町の自慢をしながら、会場である仁淀川町役場に向かいました。  あ、その前に腹ごしらえ!長者の大いちょうの真ん前にある「農家レストラン」でランチタイム。このすぐ近くにある長者小学校に勤務していたので、何年も前からお世話になっている素敵でおいしいレストランです。
 その時期の旬の野菜をふんだんに使った日替わり定食は本当においしいですよ。これで750円!お連れした仲間にも喜んでもらったところで、さあ、プログラムを始めましょう。目指す会場は大崎にある仁淀川町役場です。
 木をふんだんに使ったシックで落ち着いた建物は新しくてとってもきれいです。 教育委員会や教育研究所の先生方が会場の設営や資料の印刷を事前に行って下さっているので、準備時間が少なくてすみ本当にありがたいです。
10月10日はセッション2を行いました。仁淀川町は、5家庭の保護者とそのお子さんに関わる先生方が参加して下さっています。この日はまだ2回目なのですが、グループで話し合いながら、一見問題!と思われる行動にも実は背景があり、その背景が分かれば支援策も見つかるという練習をしていきました。
これを「氷山モデルで考える」といいます。
氷山の海面から上に出ている部分は全体の10%、残り90%は隠れています。見えている部分が「一見、問題!と思われる行動」で、ここだけ見ると途方に暮れてしまうかもしれません。でも実はその背景にはいろいろな要因があって(90%)それが分かれば支援方法が見えてくるのです。これを私たちは「探偵になりましょう!」という言葉を使って
探っていきます。
 2回目でしたが、参加者のみなさんはグループで話しあいながら、いろいろな支援方法を見つけていきました。うーん、これはみなさん、名探偵になる嬉しい予感!

 高知市でも「アーリーバードプラス」2学期コースが始まっており、3回目の後の家庭訪問が終わって、明日12日(土)がセッション4です。
 一緒に学びながら、本…

宮口幸治先生著『ケーキの切れない非行少年たち(新潮社』を読んで

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私たちTOMOはうすは2012年度から、まめのき式ペアレント・トレーニングをいの町や仁淀川町、須崎市で事業化していただいて(主催はほけん福祉課や教育委員会、保健所等)行ってきました。2018年度からはTOMOはうす主催で高知市でもスタートしています。またこのペアレント・トレーニングの発展としてティーチャーズ・トレーニングも2017年度から仁淀川町(教育委員会主催)と高知市(TOMOはうす主催)で行っています。
 これらのトレーニングは、行動療法理論に基づいて子どもと大人が肯定的なコミュニケーションで良好な信頼関係を築いていくことを目的としています。子どもたちの行動(聞こえるもの、見えるもの、数えられるもの)に焦点をあてて、好ましい行動はほめ、好ましくない行動はスルーしてできたらほめる、そして危険・許しがたい行動は制限を設けるという対処方法をとります。
 好ましい行動をほめていくと、その行動はもっと増えていくし思わぬ協力もしてくれるようになり嬉しい波及効果がたくさん出てきます。このような肯定的な注目を与えていくことで好ましくない行動や危険な行動・許しがたい行動は減っていきます。どうしても減らない場合は、こちらの指示の方法を変えたり環境を調整したりしながら、子どもたちとよりよいコミュニケーションを図っていくのです。
 いい行動はほめたり認めたり励ましたりし、だだをこねたりぐずったり、やんちゃを言ったりする行動はスルーして止まった瞬間にほめる=つまりこのプログラムで学ぶ子どもたちへの具体的な対応の仕方は子育ての基本であり、先生のふるまい方の基本です。
 そういう意味で「ほめること」をとても大切にしています。

太田篤志先生の「感覚統合入門・ワークショップ」講座が終わりました

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「アンガーコントロール&おすすめ教材紹介」講座が終わりました

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8月4日の「アンガーコントロール&おすすめ教材紹介」講座では約30名の参加者のみなさんと一緒に楽しい学びの一時を過ごしました。

 前半の「おすすめ教材紹介」コーナーでは、主にTOSS教材のフラッシュカードなどをたくさん紹介させていただきました。朝の会や授業のすきま時間に使えて、ワーキングメモリーや視知覚機能等を鍛えることができるので、一押しです。 
 また私が大好きなのは『アタマげんきどこどこ』という絵本です。現在10巻まで出版されています。出てくるキャラクターを探すだけではなくて、数を数えたり、状況を理解してお目当てのキャラクターを見つけたり、と楽しみながら「ちょっと覚えたり」「目をいっぱい動かしたり」する仕掛けがいっぱい!絵本に書かれている問題だけでなく、自分たちで問題を作ることができるので、出題しながら人と人とのやりとりもうまれます。
後半は「アンガーコントロール」を一緒に学びました。
私の大学院在学中の修論のテーマは「広汎性発達障害(※今ではこのような表現はしませんが…)の自己他者理解」でした。この時に作ったのが「7段階の気持ちの温度計」、そしてキャロル・グレイが考案した「コミック会話」の手法も活用して修論を完成させたことでした。
 この「7段階の気持ちの温度計」は、主に自閉症のある人たちに役立てるように作ったのですが、通常学校に勤務した際にも、この温度計とコミック会話は、SSTを行ったり子どもたちのもつれた人間関係をほどいたりする時も大活躍!
 一度分かりやすくまとめて、みなさんにお伝えしたいと思っていたので、この「アンガーコントロール」講座が開催できて、私自身もいい学びなおしができました。
 参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
       【参加者の皆さんの感想】 ☆コミック会話を実際に描いてみたのが、とてもよかったです。やれそうだなと思いまし
 た。教材紹介も参考になり、読んでみようと思いました。 ☆アンガーマネジメントの話は以前に聞いたことがありましたが、理論をかみくだいての  内容だけでしたのであまり自分とつながった感じがしませんでした。今回の講座は、具  体的な事例や魅力的な教材の紹介もあり、自分(仕事)とつながりました。試してみ  たいものがいくつもありました。 ☆トラブルが起きた子に事情を聴くときのききかたが、ほめるこ…