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高知市のティーチャーズ・トレーニング終了しました!

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高知市で半年間かけて行ってきたティーチャーズ・トレーニング(TT)が、2コースともこの12月で終了しました。
 参加されたみなさんは、保育士、小学校教員、特別支援学校教員、ろう学校教員、保健師、言語聴覚士、高知市教育研究所職員等、幅広い職種の方々でした。
 半年間のお付き合いだったので、最終回の日は「寂しいです!」と会場に入って来られる方も多く、名残を惜しみつつ解散したことでした。

 いい仲間ができた、ということも大きな収穫でしたが、何よりトレーニング開始前と終了後で比べると、参加者全員の困り感が激減していたことが感動的でした。


【みなさんの感想文】 ☆トレーニング中、私たちのことを≪同志≫という言葉で表現し  ている人がいましたが、同僚性をメンバーと感じられたり、一  人ではないんだ、いつでも相談し合えるのだということを再確  認したりし、今後もこれを糧にやっていきたいと思います。  TTの中で、いろいろなトピックからも学ぶこともあり、一貫  する学びからもゆるがない流れを感じることができ、それに乗  ってやっていこうと思います。1月の河内さんの講座も受講でき  ると思うので、今後ともよろしくお願いします。遠目に自分の  ことを見てやって下さいね、田辺先生!久武先生!             (小学校教諭 困り感7→5)

 ☆TTを受講してから、子どもをほめることが増えてきて、子ども
  との関係性が良くなりました。もちろん、全てをすぐにできるよ
  うになった訳ではないですが、、叱ることが減ったこと、子ども
  を25%でほめられるようになったことは自分の中での大きな変
  化で、それに気づいた時はとてもうれしかったです。TTを受講
  して本当に良かったと思いますし、自分の間違った指導に気づく
  ことができました。本当にありがとうございました。
(小学校教諭 困り感7→5)

  ☆これから保育をしていく中で、「私はこうしていきたい!」「こ
   ういう保育をしていきたい!」という軸に初めて出会ったと言っ
   ても過言ではない感動を受けました。まだまだ自分のものにはな
   ってないけど、少しずつ入っていっている自分が嬉しく、毎日の
   仕事も、子どもとの関わりも楽しく、日々がとても楽しいです。
   まだまだたくさん聞いて、習って、実践して頑張っていきます。
   来年もよろしくお願いします。
    …

LD学会での学び ①子ども虐待と脳科学

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11月23日~25日、新潟市で開催されたLD学会に参加してきました。新潟は思ったほど寒くなく雨も少し降った程度で、最終日はワイナリーにも泊まって、快適で楽しい旅となりました。もちろん、いい学びもいっぱいできましたよ。

 私の中での心に残る№1は、友田明美さん(福井大学子どものこころの発達研究センター教授)の「子ども虐待と脳科学」という教育講演でした。  新聞やテレビで報道される子ども虐待の数々の事件を見聞きしたり、「虐待は連鎖する」という言葉をひんぱんに耳にしたりするたびに、暗い気分に陥っていました。  そこで、この友田さんの話は絶対聞きたい、と楽しみにしていたのでした。
 講演が終わった後、一緒に参加していた友だちと「これを聞いただけでも新潟に来た甲斐があったね。」と熱く語り合ったぐらい、友田さんのお話はこれからの未来に≪希望≫が持て≪勇気≫が湧いてくるものでした。
 この時のお話のメモを友田さんの著書を参考にしてまとめてみました。少しでも、みなさんのお役に立てるといいのですが…
『子どもの脳を傷つける親たち』(友田明美・NHK出版新書) 「虐待が脳を変える」(友田明美・藤澤玲子 新曜社〉
1.「マルトリートメント」(maltreatment)という考え方   =mal(悪い)treatment(扱い)
  =子どもに対する不適切な関わり、養育  ・「虐待」という概念は1960年代のアメリカで広がっていった。
      ↓
 ・1980年代になると、「チャイルド・マルトリートメント」という表現が広く使われるようになってきた。

 ・「虐待」という言葉は強すぎ。子どもにとって「不適切」な行為であっても、虐待と感じるほどひどいとは思えないために、その行為が見過ごされる。また必死で子育てをしている親を深く傷つけ人格全体を否定してしまいかねない。親が子育てに自信を失うことは、子どもとの関係がますます悪化することにもつながる。

 ・「マルトリートメント」とは、子どものこころと身体の健全な成長・発達を阻む養育全てを含んだ呼称。大人の側に加害の意図があるか否かにかかわらず、また、子どもに目立った傷や精神疾患が見られなくても、行為そのものが不適切であれば、それは「マルトリートメント」

 ・不幸な子どもを減らすためには、親を罰することではなく、親子の関係を改善して、子どものこころや身体を傷つける行…

ライフスキルトレーニングのクリスマス会

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12月2日のクリスマス会  12月2日(日)は、ライフスキルトレーニングのクリスマス会でした。ふだんのトレーニング(ぼちぼちいこかレッスン)は当事者さん(ASDの青年)だけが参加するのですが、こんな楽しい会はお母さん方もいっしょです。  この日の日程は上の写真の通り。役割分担は、当事者さんたちに決めてもらいました。 自分で選択する、というのは生活の質を高めるうえでもとっても大切なことで、意欲も湧いてきますものね。ケーキデコレーション係とたこ焼き担当の人は、下のレシピを見ながら、楽しくつくっていきました。ちなみに、この素敵なレシピは保育士さんでもあるスタッフのSさんがちゃちゃっと作ってくれました。

こんなレシピがあると、先の見通しが持てて取り組みやすくなりますよね。それに家庭でもやってみようかな、と余暇活動につながる可能性もあります。
みんなでいただきまーす! 120個以上あったたこ焼きも全て完食、どれも簡単にできてとってもおいしかったです。
  音楽に合わせて、品物を順番にまわしていきます。どれがあたっても嬉しいプレゼント交換でした。
そして最後はトランプ。今回は「豚のしっぽ」に挑戦。これは簡単だし、ハラハラドキドキもあって、とっても盛り上がりました。

 これで、今年のライフスキルトレーニングはおしまいです。来年は、新年会+新しい仲間の歓迎会を兼ねて1月20日行います。
 こんないろいろな体験が、余暇活動につながっていくといいですね。

須崎市でペアレント・トレーニング始まりました。

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11月14日から、須崎福祉保健所主催のペアレント・トレーニングが始まり、リーダー役を務めさせてもらっています。
 会場は「くろしお病院」。ここのSTさん(言語聴覚士)たちは、TOMOはうす主催の講座によく参加して下さる頼もしい仲間です。昨日は、ここに実習に来ている研修生と一緒に、忙しい業務の合間を縫って、トレーニングの準備を手伝っていただきました。
(ありがたい、ありがたい!)
 さて、今回の参加者のお母さん方は全部で9名。最初は「どんなことをするがやろう、とドキドキしながら来ました。」とおっしゃる方もいて、みなさん、緊張気味。
 私も何回やっても、毎回1回目は「どんな出会いがあるかなあ。」とワクワクドキドキです。
 自己紹介の「10日間自由にできるお金と時間があったら何をしたい?」というテーマについては、ほとんどのみなさんが「旅行に行きたい!」とのことで(私も一緒)、みんな深く頷き、だんだん気持ちもほぐれてきたところで、1回目のテーマ「行動を3つにわける」を始めました。

 「遠くでほめる、近くでほめる」を2人組でロールプレイしてもらったところ、「子ども役をやったら、遠くでほめられるのと近くでほめられるのとでは、全然違うことが分かった。こんなに近くでほめてないです。」と口々にみなさんが感想を語ってくれました。
 そうなんです!お子さんとの距離って、こんなにも受ける印象が違うのです。「遠くでほめられてもピンとこないけど、近くだとものすごく嬉しい。」こういうことを実感しながら、1回目は終わりました。
 中に「ロールプレイをするのが精いっぱいで、どう感じたかまではわかりませんでした。」というお母さんがおいでました。こんな風に正直に感想を出して下さるので、他のみなさんも「なんでも言っていいんだな。」と安心できたのではないでしょうか。
 残り30分でお茶タイムをしながら、1回目の感想やら質問やら出していただきましたが、みなさんから率直なお話が伺えて、2週間後に会うのがますます楽しみになってきました。
    今回もいい出会いに感謝、感謝です!

イギリスでの研修②「アーリーバードプラス」プログラム

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私たちの机の上には、上の写真のような癒しグッズが置かれてありました。
イギリス人、デンマーク人、そして私たち日本人という参加者でしたが、みなさん、自由にこの癒しグッズに触れながら、「アーリーバードプラス」プログラムのライセンスを取るための3日間の研修が始まりました。

☆勉強が分からない子どもの気持ち、ようく分かりました、痛いほど!

研修は、案の定、英語が全く聞き取れず、勉強がわからないまま机に座っている子どもの気持ちがようく分かりました。テンション、めっちゃ下がりますよ! そしてそして、勉強の内容が分からないと、気が散る!気が散る!注意散漫になるとはこういうことか、も実感。 「アーリーバードプラス」プログラムのライセンスを取得した日本での第1号は、東京まめの木クリニックです。私たちはそれに続く第2号を目指していたので、事前にまめの木クリニックからテキストの日本語訳をいただいていました。(イギリス自閉症協会のOKを得て)そのおかげで何とか大体の内容は理解できましたが、他の参加者のみなさんや講師の方々の体験談などはさっぱり分からず、みなさん爆笑の時も私たち日本人のテーブルだけついていけず「しーん…」コミュニケーションがうまく図れないというのは、本当に寂しく辛いものです。  「自閉症の人たちの世界を理解するために、全く言葉が通じない外国に行った、と想像してみて下さい。」とよく言われますが、まさしくこういうことか、とつくづく思いました。そして決心しました!体験者は語るーこれからみなさんに機会あるごとに、これだけは熱く語ろうっと!
☆話し言葉だけで伝えようとしないで下さい。そこに文字が書かれてあるだけで    理解度がアップします。   ☆相手に伝える言葉は、なるべく短く。一時に一事です。   ☆文字のほかに視覚支援(実物、写真、記号等)があると、さらに理解度はアップ    します。 ☆「アーリーバードプラス」プログラムとは…


 このプログラムは、自閉症のお子さんをもつ保護者とそのお子さんに関わる支援者が3人でチームを組み、お子さんによりよい支援ができるようになるためのプログラムです。 自閉症に特化した内容ですが、保護者のみなさんがそれでよければ、発達障がいまたはその疑いのあるお子さんをもつ保護者の方たちでも参加することができます。
☆プログラム構成  2.5時間×8回  +2回の家庭訪問  +3か月…

イギリスでの研修①

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イギリスに着いて一日目はロンドンで宿泊。ここでは、映画「ハリーポッター」に出てくるキングスクロス駅のすぐ近くのホテルに宿泊し、ハリーがホグワーツに向かう9 3/4プラットホームにも行きましたよ。ここでは写真を撮ろうという観光客が長蛇の列を作っていましたが、さすがに並ぶ元気はなくその横でちょこっと撮影したり、隣にある「ハリーポッターショップ」でお買い物をしたりして、少しだけロンドン気分を味わいました。

 2日目は「アーリーバードプラス」の研修が行われるバーンズリーへの移動日でした。 研修は、ロンドンから北へ列車で約3時間(実際には列車の遅れやら事故の関係で4時間あまり)の所に位置するバーンズリーという地域にある「アーリーバードセンター」で行われました。
 さあ、これから3日間の研修が始まりますよ。私たちの乏しい英語力で、話が聞き取れるのかなあ。ワクワク1割、ドキドキ9割!
 つづく

アーリーバードプラスプログラム

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大英博物館  私たちは、ロンドンで一泊して研修先のバーンズリーというところへ向かいます。半日だけロンドン観光できるので、この大英博物館に行くことにしました。いろんな植民地からぶんどってきた(いや、失礼!)集めてきた収集品を見ながら、イギリスの歴史の流れを感じてこようと思っています。
 さて、「アーリーバードプラスプログラム」について ☆説明会実施 2019年1月頃 ☆参加者募集      1月~3月頃まで ☆プログラム実施
【このプログラムを受けることができる方】 ・自閉症(4歳~8歳11か月)のお子さんをもつ保護者 ・支援者(先生、保育士、医療、療育関係の方等)
3人が1チームとなり、最大6チームがこのプログラムを受けることができます。 3人とは… ①保護者2名(両親0R祖母と母等)+1名(支援者)       ②保護者1名+支援者2名
【プログラム構成】 2.5時間×8回 +家庭訪問2回
詳しくは、帰国してからご案内しますが、保護者はもちろんのこと、自閉症支援について学びたいという支援者の方も大歓迎です。一緒に学んでいきましょうね。