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書かないで唱えて覚える漢字学習・漢字指導法は 目からうろこでした②

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【7月28日 教員向け講座は満席】  小中学校で学ぶ常用漢字の仕組みを15年かけてまとめ、そして全ての教科書会社の漢字の字体まで調べ上げた道村先生のお話は「漢字にかけては日本一!」とみんなが納得するほど、説得力がありました。  そして、「発達障害のある子も漢字が嫌いな子も含めて、みんなが楽しく学べるんだな」と実感したのが、全校でこのミチムラ式漢字指導法に取り組んだ以下の学校の漢字習得率のデータでした。

 低学年は覚える漢字の数も少ないので、習得率が90%以上というのは分かりますが、多くの学校では高学年になるほど習得率が低くなっていくのが現状ではないでしょうか?それが上記の学校のデータを見ると 6年生でも90%前後の習得率なのですから本当にびっくりします。
【参加者のみなさんの感想】 ☆目、耳、体などを使って楽しく漢字を覚えていく方法をやってみた  いと思いました。漢字を分解して楽しく覚えられる方法が分かってよ  かったです。低学年の漢字をきちんと身につけることの大切さも感じ  ました。
☆道村先生のお話はすごく納得のいく話ばかりでした。自分自身の指導  を振り返ってみると、ひたすら書かせたり、書き順やとめ・はね・は  らいなど細かい所ばかり気にしていた指導で漢字嫌いをさらに進めて  しまうようなものだったと反省しました。楽しく覚える漢字指導、が  んばろうと思います。 ※はい、私も全く同感!とめ・はね・はらいを気にしすぎて、楽しい漢  字指導、できてなかったです。反省反省。
☆高知で道村先生のお話を、教育に関わる多くの先生方と聞くことがで  き大変光栄でした。地域の学校支援に入る担当をしていて、本当に漢  字で困っているお子さんがいることを実感し、今日学ばせていただい  たことを多くの方にも紹介していきたいと思います。
☆講演を聞き、自分が楽しくなりました。楽しくなればもっと知りた  い、と自然に思えました。漢字が苦手な子どもたちにも楽しんで学  もらえるよう、こちら側が楽しみその工夫をしていくことが大切だと  実感しました。子どもたちに会ってこの指導をするのが楽しみです。
※漢字は今から3300年前の中国で、もともとは神様との対話のため  に生まれたそうです(甲骨文字)。そうしてその後、他部族との意思  疎通のために「表意文字」へと変化していったとのこと。  このような漢字の歴史を見るにつけ、私たちの…

書かないで唱えて覚える 漢字学習・漢字指導法講座 「目からうろこ」①

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今、お盆休みの方も多いのではないでしょうか?花火、よさこい祭りも終わり、高知市内も少し落ち着きを取り戻したようですね。
 みなさんも少しはゆっくり休めたでしょうか?
 私も夏休み中に頼まれたいた講演が半分は終わり、今ほっと一息ついているところです。エネルギーが充電できたところで、7月28日に行われた漢字講座について、目からうろこがいっぱい落ちたことを紹介しますね。

☆やめましょう!書かせるだけのムダな作業は!!
漢字は1本ずつの線の構成、1026字のパターンがある。これをひたすら書いて覚えるなんて、子どもが楽しめないんじゃ意味がない!

☆漢字を楽に書確認ける方法がある!
 基本漢字と部品さえ覚えて書ければ、全部書ける!だから4年生以降が確実に楽になる。

☆指導要領には「字体(骨組み)さえ合っていれば、違う字に見えなければ全部正解」と書かれている。
 とめ、はね、はらいにこだわって、子どもを漢字嫌いにさせないで。

【参加者のみなさんの感想】☆盲学校に勤務しています。通常の学級の先生を主に対象にした講座だ  と認識して参加しましたが、参加して本当に良かったです。道村先  生にエネルギーをもらいました。昼休みに視聴させていただいた、盲  学校でのこの漢字指導のビデオに感動しました。ありがとうございま  した。
☆今までの自分の漢字指導がかなり間違っていたと気づかされました。  学級で漢字が苦手な子どもがおり、個別指導を行っているのですが  その時、その子どもが「カタカナのイがある!」「ノがある」などと  言っていて(なるほど、どういう見方もあるのか)と思っていました  が、今日の研修とつながりました。ありがとうございました。  ※漢字を「カタカナ+基本漢字+部品」でとらえる、ということを教   えていただきました。確かに、漢字の中にカタカナがいっぱい入っ   ているのです。1年生では、カタカナ探しや偏の変化など、漢字に   発見の目を養ってあげることが大切で、楽しいです。
☆初めての参加でした。私は知的障害4年生1名、5年生2名の担任を  しています。3名のうち2名については、2・3年の漢字の読み書き  ができていないレベルです。2学期からは3人の特性を生かしながら  一人一人に合ったリズム(部品を大事にその子なりの覚え方、例えば  体で覚える方法等)で子どもたちに役立つ漢字を覚えさせていきたい  と思いました。
☆…

あなたは最後まで耐えられますか?

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今度の大雨、岡山や広島など西日本は大変な被害となりましたね。  被害にあわれた方、復旧作業を行っている方、ボランティアの方々、この暑さの中、本当にご苦労さまです。  東日本大震災の時にも言われていましたが、避難所生活が大変だそうです。特に発達障害のある人にとっては、本人もご家族も私たちの想像を絶するぐらいの大変さだそうです。  先日、NHKの朝イチの番組の中で、聴覚過敏のある方が避難所で本当に辛かった、と話されていました。「みんな、辛い思いをされているのに、周りに「大きな音が耐え難いです。」とは言えなかった。」と。  このような感覚過敏は、当事者でないと、なかなか分かりません。  今日はイギリス自閉症協会がYouTubeにアップした動画を紹介します。        Can  you make it to the end?(https://www.youtube.com/watch?=Lr4_dOorquQ)   「あなたは最後まで耐えられますか?」 視覚、嗅覚、聴覚過敏のある 自閉症の男の子がショッピングモールに出かけた時の映像(約1分20秒)です。今の時代、情報過多がかなりの発達障害のある人を苦しめているそうです。  私たちは同じ感覚にはなかなかなれませんが、当事者の話を読んだり聞いたり このような動画をみて、彼らの代弁者になるよう努力していきたいですね。

「7月29日(日)の漢字学習・漢字指導法講座は発達障害のある子どもの保護者向けですか?」というお尋ねについてのお答え

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今日(7/3)は大雨でしたね。明日も午前中は、まだまだ警戒しなくてはいけないみたいです。みなさん、お互いに気を付けましょうね。
さてさて 「7月29日(日)の漢字学習・漢字指導法講座は発達障害のある子どもの保護者向けですか?」というお尋ねについてのお答え

 この講座は、発達障害のあるお子さんにとって負担が少なく楽しく学べる学習方法についての講座ですが、それ以外のお子さんもそして私たち大人たちも、漢字の楽しさに触れ、「こんな学び方があったのか!」と「目からうろこ」の講座です。
 漢字はそこそこ覚えているけれど、宿題の漢字はやっつけ仕事のように、義務的に書いている子どもたちってたくさんいますよね。(私もそんな子どもでした)  例えば、「国」という漢字。 まず周りの「口」だけを下まで書いて、次に「王」を上から下まで。最後に「、」をこれまた上から下まで書いて終了、なんて書き方をしている子ども、見かけませんか?
 書けない子どもがいっぱいいるので、そこそこ覚えている子どもはまあいいか、他に指導することはいっぱいある、こんな指導になっていないでしょうか?私は、まさしくこんな先生でした。
 この講座の道村先生の開発した「ミチムラ式漢字学習法」で学ぶと「この漢字のもとの意味はこういうこと?」「昔の人は、こんなことを願ってこの漢字を作ったんだ」「漢字の部品をこんな風に組み合わせるとこういった漢字ができるのか!」と発見がいっぱいです。
 そして、こんな楽しい発見をいっぱいしながら漢字の読み・書きの効率的な覚え方を身に着けることができます。
学級全体でこの指導法で漢字を学ぶと、知った喜び・楽しさが学級の中で共有され、そのうち「書ける!」という自信あふれる姿に、子どもたちが変わっていくそうです。
 今度の講座は、従来の漢字指導法ではなく、新たな視点で漢字を見つめなおす時間です。  そして、「そうだったのか!」という発見と「なるほど!」という納得がいっぱい。まずは私たち大人が漢字を楽しみましょう。

 先生方には、その楽しさを2学期出会う子どもたちにぜひ伝えてあげてほしいです。保護者の方は、一緒にお子さんと漢字を楽しむ時間をいっぱい共有して下さいね。たくさんのみなさんの参加をお待ちしています。
 指導者向け:7月28日(土) 9:30~16:30 3,000円
 保護者向け:7月29日(日…

書かないで 唱える 漢字学習・漢字指導法ってなんのこと?②

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一口に「漢字が覚えられない」と言っても、その原因はいろいろ。
7月28日29日に開催する「書かないで 唱える 漢字学習・漢字指導法」講座の講師道村先生が開発された「ミチムラ式漢字学習法」には次のような、苦手さを補う工夫や手立てがいっぱいです。

 道村先生のご著書から紹介しますね。

【ワーキングメモリー(記憶力)が弱い子ども】
→☆体や動きを使う、具体物を使う、ストーリーを作る
 ☆漢字をすでに知っている部品に分けることで情報量の負担を減らす

【空間認知が弱い子ども=線の場所や方向、長さなどの配置がごちゃご
 ちゃに見えている】
→☆漢字を構成する画数の少ない部品だけを頑張って覚えて、それを組
  み合わせていく

【手先が不器用な子ども=線のコントロールが難しい】
→☆形が整っていなくても、認識できていれば良し、というおおらかな
  指導も必要

【目の使い方が上手でない子ども=書き写すために手本をよく見ようと
 することで疲れてしまう】
→☆書くことより口で言って形を思い浮かべることを優先する

【視覚よりも音声言語や聴覚情報が得意な子ども】
→☆漢字を言葉にして説明できれば覚えやすいという感覚を持てれば、
  避けていた漢字学習に意欲的になれる

【自閉傾向の子ども】
→☆組み合わせパズルのような覚え方が興味を持ちやすい

   『読み書きが苦手な子もイキイキ唱えて覚える漢字指導法』
                道村静江著(明治図書)より

  私は、これほど細かい手立てをして、漢字指導をしていなかったので知れば知るほど、反省するやら、でもこの教材を使って指導したら子どもたち、どんなに楽しいことだろう、とワクワクするやら。

 道村先生のこのご著書のあとがきは…

これはどの先生にもできます。そのためには、まず自分が楽しいと感じ、子どもたちにもこの楽しさを知ってほしいと願うことから始まります。この手法を身に着けたら、先生たちの大きな力になるでしょう。そのためのお手伝いは何でもします。どうぞ気軽に声をかけていただき、私を活用してください。

 こんな熱いメッセージで締めくくられていました。この「先生」という言葉を「保護者」と置き換えても同じです。親子で一緒に漢字を楽しむきっかけになり、子どもたちの学びを楽しんで応援できます。

 この熱い熱い思いの道村先生が、高知においでますよ。ぜひ、一緒に楽しく…

書かないで 唱えて覚える 漢字学習・漢字指導法ってなんのこと?その①

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7月28日(土)、29日(日)に漢字学習・指導法講座を開催します。
 講師の道村静江先生との出会いは、昨年のLD学会の書籍売り場。
漢字の本を片手にお客さんたちに熱く語っている方が道村先生でした。

 その頃、私は学習支援員さんたちと一緒に、漢字や繰り下がりのひき算、MIM教材等、遅れが見られる子どもたちにそれぞれの課題について個別指導を行っていました。

 漢字をなかなか覚えられない子どもたちを見てみると、その原因は人それぞれでしたが、「思い出すとっかかりがあると、記憶の海の中から何とか引っ張り出してくる」そんな感じでした。そこで視覚優位、聴覚優位etcその人の得意な学習方法で一緒に覚えていきました。その中で気が付いたことは…みんな、習得方法は違っていましたが、どの人も「部首」を覚えるとその「部首」を手掛かりに漢字を思い出しやすい、ということ。

「今、4年生なら、4年生までに出てくるキヘンのつく漢字を一気に学
 習すると覚えやすいのでは。ということは各学年で出てくるキヘンの
 つく漢字を洗い出せばいいってことか。でも、そんな時間ないしな
 あ。LD学会で何かヒントになるようなものを見つけられないかし
 ら。」

 こんな気持ちでLD学会に出かけていったので、書籍売り場で
「書かずに 唱えて覚える漢字指導法がありますよ!」と語っていた道村
 先生の所へ、吸い寄せられるように足が向かっていました。
 私「漢字は4年生から数がぐんと多くなって、覚えるのが大変になりま   すよね。」 道村先生「いえいえ、その逆!基本的な部首や部品は1年~3年生まで  にほとんど出てくるから、そこを丁寧にしっかり覚えたら、4年生以  降はそれらの組み合わせなので、覚えるのが楽なんですよ。部首や部  品は画数が少ないでしょう。だから漢字に興味しんしんな低学年のう  ちに、漢字の成り立ちの楽しさを知ったり基本的なルールを身に着け  させたりすると、楽しい漢字学習がスタートできます。」
私「え?4年生からが楽って?」
この言葉にびっくり。
 そして、私が(作ろうかな、いや、でもそれは大変!)としり込みしていた「同じ音をもつ漢字」「同じ部品をもつ漢字」部首や部品が登場する学年、似た形などをまとめた本が作られているではありませんか。 しかも、漢字の楽しい成り立ちもいっぱい書かれてあって、これで漢字クイズ…

仁淀川町でのペアレント・トレーニングが終わりました

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仁淀川町で4月13日から始まったペアレント・トレーニング6回講座が6月15日に終わりました。

 毎回、2時間のトレーニングが終わっても、みなさん、お子さんの話が尽きませんでしたが、この日も「機会があったらまた集まって、自分たちの子育てのその後を語り合いたい。」という嬉しいリクエストがありました。
 トレーニングをしているうちに、ステキな仲間になった私たち。お別れがちょっぴり寂しくなっていたのですが、「子どものいいところをいっぱい見つけて、うんとほめていこう。」という宿題つきで、フォローアップということで9月に集まることになりました。
 みなさん、どんな子育て奮闘ぶりを聞かせてくれることでしょう。また楽しみがつ1つ増えました。

【参加者のみなさんの感想】
☆自分自身が子どもの頃、親にはほとんどほめられて育たなかったの
 で、私には「ほめる」ということがとても苦手で、常に怒られていた
 し自分の子どもにも「教育=叱る」という認識で接していました。ト
 レーニングを受けて、ほめる努力をしだしてから少しずつ子どもとの
 関係が改善されてきたと思います。でも少し気を抜くと、いつもの
 私に戻って怒りまくってしまうので、まだまだ修行しなければならな
 いと思っています。本当にこのトレーニングを受講したかったので、
 お昼の時間に開催されるようになってとても嬉しいです。ありがとう
 ございました。

😊「うまくいきませんでした。」と報告してくれた時も、自分でちゃあ
  んとその原因が分かっていましたね。これこそが、本当の自分の力
  になってる、ってことです。みなさん、着実にそれぞれのペースで
  お子さんといい関係を築けるようになってきていますよ。子どもを
  25%でほめるように、自分のことも25%でほめてあげて下さ
  い。修行は必要ありません。ほめることを楽しんで下さい、ぼち
  ぼちね。

☆子ども25が1歳9か月なので、とりあえず「25%ルールでほめ
 る!」「近くで!」「ぎゅってしてあげたり顔を見てほめる!」を心
 がけていると、小さいながらにも分かっているみたいで進んでいろい
 ろやってくれるようになりました。本当に今まで以上に子どもがかわ
 いく思えるようになりました。

☆自分自身の気持ちの余裕のある時は、ほめ方を考えたり、ほめるポイ
 ントを探したりすることができるけど、予定が詰まっている日や下の
 子に手…