どんな仕事も楽しくなる3つの物語

              我が家の庭にもあやめがたくさん咲いています!

連休中に『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』(福島正伸 きこ書房)を読みました。
ここで3人の方が紹介されています。その中のお一人を紹介しますね。

☆駐車場の管理人さん
 定年退職された後、近所の駐車場の管理人になったAさん。いつも笑顔で挨拶し、名前も知らないお客さんが雨の中、傘もささずに歩いていたら自分の傘を貸し、「満車」の貼り紙をした入り口に雨の日も風の日も立って「申し訳ありません。」と頭を下げる(そんなことをしなくても満車ということは分かるので、他の管理人さんは部屋の中で囲碁をしたり本を読んだり)そんな毎日送っていたそうです。そのAさんが、奥さんのご病気のためこの仕事をやめることになり、今日が仕事最終日という時、管理人室の前にはうずたかく積まれたお別れの品々が何列にもなったそうです。
「いつも傘を貸して下さってありがとう!」「重い荷物を持ってもらって助かりました。」「おじさんに、挨拶の大切さを教えていただきました。」そんな声に送られて職場をあとにされたそうです。

おじさんの最後の言葉は「私にできることは、挨拶することと、謝ることぐらいですから。他に何の取柄もありません…でも私はいつも、自分がやっている仕事を楽しみたい、そう思っているだけなんです…」

この本の著者、福島正伸さんは、こんなことを書かれています。引用しますね。

つまらない仕事はありません。仕事をつまらなくする考え方があるだけです。意味のない仕事はありません。意味のない仕事にしてしまう考え方があるだけです。

のーんびり、楽しく過ごした10連休。おなごり惜しいものの、明日からまた仕事が始まります。
明日は保育所訪問の日。先生方や子どもたちとのおしゃべりや彼らからの学びがとっても楽しみです。

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