NHK  あさイチ 「発達障害かも」と言われたら…

今週月曜日(4/16)、NHKの「あさイチ」と言う番組で
「発達障害かも」と言われたら…という特集の放送がありました。

お子さんのことが心配で、やっとの思いで病院に行くと「グレーゾーン。」という診断だった、親はどうすればいいんだろう、というたくさんの保護者の方々の悩みが語られていました。白黒はっきりすると対応の仕方も分かるのに、と。
確かに、最近、はっきり診断名を書かないドクターも多いと聞きます。そして実際、「本当の発達障害か、様々な要因が重なってそれに似た様相を呈しているだけなのか、なかなか見極めがつかない。」とおっしゃるドクターもおいでました。


私も学校現場にいて、見極めが難しい場合も少なくない、というのが実感です。保護者の方々の「大丈夫だろう。いや、でももし発達障害だったら…」揺れ動く気持ち、どれだけ不安で辛いことでしょう。
この番組が始まって1時間ほどでお悩みのメール、FAXは3200通を超しました。それだけ困っている人が多い、ということでしょうね。

でも特別支援教育というのは、「診断があるから支援する、ないから支援は必要ない」というのではなく「診断のあるなしに関係なく、必要がある人にはその人に応じた支援をしていく」というものです。

教育現場のほとんどの先生方は、寝る時間も削って一生懸命取り組んでいますが、子どもたちのニーズが多岐にわたってきて、なかなか支援が追い付かないというのが現状だと思います。

その子どもにとって「できた!」「楽しい!」「嬉しい!」を1つずつ
増やしていく、そういう支援の輪を教育現場だけでなく、いろいろなところで広げていきたい、TOMOはうすもその1つになれたらいいなあ、と番組を見ながらつくづく思ったことでした。

ちなみに、NHK 4月30日(月)8:15~ 「大人の発達障害」の特集番組を予定しているそうです。




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