新年度、おすすめの本
今日が入学式、という学校も多かったのではないでしょうか。
私は3月末で退職しましたが、来週から週に2日は仁淀川町で勤務することになりました。その他の日は、TOMOはうすの活動に専念できそうで、わくわく!張り切っています。
さて、新年度にふさわしいおすすめの本を紹介しますね。
私は3月末で退職しましたが、来週から週に2日は仁淀川町で勤務することになりました。その他の日は、TOMOはうすの活動に専念できそうで、わくわく!張り切っています。
さて、新年度にふさわしいおすすめの本を紹介しますね。
『特別支援教育がわかる本3 通常学級でできるトラブル・行動問題への対処
(内山登紀夫監修 温泉美雪著 ミネルヴァ書房』
新しい学級のスタート、いろいろ気になるお子さんが目につくことでしょう。
でも、そのお子さんにどう対処しようとそこだけにやっきになると、あっという間に学級が崩れていきます。実際に私も若かりし頃、学級を崩壊させてしまうというつらくて悲しい思い出があります。
学級集団を分析すると、2割の安定層、6割の中間層、2割の特別支援が必要な層、の大きく3段階に分けられると言われています。この6割の中間層をいかに安定層に近づけるかが、今後の学級経営のカギなのです。まずは、学級全体を落ち着いたクラスにすることが、全ての子どもへ支援をいきわたらせることになります。
この本は、具体的な事例(ケース①勝手な行動をするあきら君 ケース②トラブルが絶えないひでと君…)をあげながら、3ステップの支援の流れを示しています。
【①クラス全体へのはたらきかけ】→【②その子どもとの関係づくり】→【③その子ども
への直接的なはたらきかけ】
学級全体が落ち着いていないと、気になるお子さんにいくら個別の支援をしても、効果が上がりづらい、という場面をよく見てきたので、この本の「3ステップの支援」には大賛成!と思いました。
★「まずその場で、気づいたときにすぐにできる支援」
★「その場での対応、これはNG」
★「こういう視点が必要です」
★「背景要因をさぐってじっくり支援」
などなど、かわいいイラスト満載でとてもわかりやすいです。
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